Development

開発の進め方

― ルアー開発の進め方 ―

有限会社リープスは、フィッシングルアーの企画・3D設計・試作・量産までを一貫して手がけるOEM/ODMの専門メーカーです。「アイデアはあるが形にできない」「既存ルアーをベースに自社ブランドを立ち上げたい」「海外量産の品質に不安がある」——そうしたご相談に対し、ルアーづくりだけを追い続けてきた26年分の設計・製造ノウハウで、1本のルアーが製品として店頭に並ぶまでの全工程を伴走します。

このページでは、リープスがお客様のルアーをどのような流れで開発・製作していくのか、その進め方を6つの工程に分けてご紹介します。すべての工程は固定的なものではなく、製品のコンセプトや完成度に応じて、試作とテストを行き来しながら進めていきます。

― 開発の6ステップ ―

01 — Concept & Planning

ヒアリング・コンセプト設計

釣種・ターゲット・想定フィールド・狙うアクション・価格帯・ロットをヒアリングし、製品コンセプトと仕様の方向性を固めます。アイデアやラフスケッチだけの段階からご相談いただけます。

02 — 3D Design

3D設計・データ作成

3D CADで形状を設計。重量・重心・内部ウェイト配置、リップ角度、左右対称性などアクションを左右する要素を作り込みます。完成データのご支給にも対応します。

03 — Prototype

試作・プロトタイピング

CNC切削・3Dプリンター(FDM/インクジェット式/光造形方式)で形状サンプル・実釣サンプルを制作。金型製作前に必要な要素を実物で確認します。

04 — Field Test

フィールドテスト・実釣評価

泳ぎ・アクション・飛距離・フォール姿勢を水中とフィールドで検証し、結果を設計へフィードバック。狙った性能に達するまで試作とテストを繰り返します。

05 — Tooling

金型製作・量産準備

最終設計の確定後、金型・治工具を製作。金型の新規製作・お持ち込みの双方に対応します。塗装仕様やフック・資材の調達計画もこの段階で確定します。

06 — Production & Delivery

量産・品質管理・納品

成形・組み立て・塗装・印刷・梱包までを自社工場で一貫生産。QCセクションが指定の方法で検査し、FOB・CIF・DDUなど貿易条件に合わせて国内外へ納品します。

― 各工程でリープスがすること ―

STEP 01

ヒアリング・コンセプト設計

開発はお客様のお話をうかがうことから始まります。どんな釣りで、どんな魚を、どんなフィールドで狙うのか。求めるアクション(ウォブリング/ローリング/ダート/フォールなど)、想定する価格帯、初回ロットや展開カラー数まで含めて整理し、製品コンセプトと仕様の方向性を固めていきます。明確な設計データはもちろん不要で、アイデアやラフスケッチ、参考になる既存ルアーをお持ちいただくだけでも構いません。この段階で「実現可能性」と「コスト感」をすり合わせておくことが、後の手戻りを防ぎます。

STEP 02

3D設計・データ作成

固めたコンセプトをもとに、3D CADで形状を設計します。ルアーは見た目だけでなく、重量・重心位置・内部ウェイトの配置、リップの角度や面積、ボディの左右対称性といった要素が、泳ぎやフォール姿勢を大きく左右します。リープスでは、こうしたアクションを決める要素を狙いどおりに作り込みながら、同時に「量産したときに安定して同じ品質で作れるか」までを見据えて設計を行います。お客様がすでに設計データをお持ちの場合は、そのデータのご支給からの開発・量産にも対応します。

STEP 03

試作・プロトタイピング

設計データができたら、CNC切削や3Dプリンター(FDM・インクジェット式・光造形方式)を使い分けて、形状サンプルや実釣サンプルを制作します。手法によって再現できる精度や表面の質感が異なるため、目的に応じて最適な方法を選びます。いきなり金型を作るのではなく、まずプロトタイプで「必要な要素が満たされているか」をお客様と一緒に実物で確認する——この一手間が、量産後のトラブルや作り直しを防ぐ重要な工程です。

STEP 04

フィールドテスト・実釣評価

試作品は、泳ぎ・アクション・飛距離・フォール姿勢を、インドネシア工場のテスト水槽と実際のフィールドの両方で検証します。水槽での挙動確認に加え、実際の釣り場での使用感まで評価し、その結果を設計へフィードバックします。狙ったパフォーマンスに到達するまで、設計→試作→テストのサイクルを必要な回数だけ繰り返します。お客様ご自身でテストを行い、そのフィードバックを設計に反映する進め方にも対応します。

STEP 05

金型製作・量産準備

最終設計が確定したら、量産のための金型・治工具を製作します。金型は新規製作・お持ち込みのどちらにも対応可能です。あわせて、塗装・加飾の仕様(ホットスタンプ、手吹き、ロボットによるトップコート、パッド印刷、スクリーン印刷、UVプリンターによるリアルプリント)、使用するフックの選定、梱包資材の調達計画もこの段階で確定させ、安定量産へ向けた準備を整えます。

STEP 06

量産・品質管理・納品

量産では、成形・組み立て・塗装・印刷・梱包までの全工程を自社工場内で一貫して行います。生産後はQCセクションが、お客様のご指定の方法で検査を実施。通常時で月産30〜40万個、最大50万個規模まで対応できるキャパシティを備えており、小ロットから大ロットまで柔軟に対応します。完成品は、FOB・CIF・DDUなどの貿易条件に合わせて、日本国内および海外のご指定先へ納品します。

日本本社 × インドネシア工場の連携

リープスの開発力を支えているのが、日本本社とインドネシア工場(PT.Craze Indonesia)の連携体制です。設計・試作は日本本社とインドネシア工場で分担し、量産はインドネシア工場が担います。日本側の設計・品質基準を保ちながら、海外一貫生産ならではのコスト競争力と生産キャパシティを両立できるのが特長です。さらに、インドネシアからの出荷は中国を対象とした追加関税の影響を受けにくく、米国向けをはじめとする輸出において安定したコスト計算がしやすいという利点もあります。

― 開発に関するよくあるご質問 ―

ルアーの開発・試作についてお客様からよくいただくご質問をまとめました。

はい。明確な設計データがなくても、アイデア・コンセプト・ラフスケッチの段階からご相談いただけます。ヒアリングをもとにデザインを起こし、3D設計・試作へと段階的に進めていきます。企画段階からの一貫対応(ODM)にも対応しています。

対応可能です。お客様のイメージやサンプル、図面をもとに、当社で3D設計データを作成して開発を進めます。すでに設計データをお持ちの場合は、そのデータをご支給いただく形での試作・量産にも対応します。

はい。既存形状をベースにサイズ違いの展開、ウェイト調整、リップやアクションの変更といった改良開発にも対応しています。ただし他社の意匠権・商標権を侵害するコピー品の製作はお受けできません。

内容によって変わります。設計データを完全支給いただける場合は2週間程度で試作が可能です。コンセプトからの新規開発の場合は、設計・試作・フィールドテストの回数によって期間が前後しますので、内容をうかがったうえで都度スケジュールをご提示します。

狙ったアクションや仕様に到達するまで、必要な回数の試作とテストを重ねます。試作にかかる費用は形状・手法・回数によって異なるため、内容に応じてその都度お見積りいたします。

はい。試作品の泳ぎ・アクション・飛距離・フォール姿勢などを水中およびフィールドで検証し、結果を設計にフィードバックします。お客様ご自身によるテストとの併用も可能です。

お客様の企画・デザイン・設計データは機密として取り扱います。秘密保持契約(NDA)の締結にも対応しておりますので、ご要望の際はお問い合わせ時にお知らせください。

― お電話・FAXによるお問い合わせ ―

TEL. 0533-65-7666
FAX. 0533-88-4888

定休日/土・日・祝 営業時間/9:00〜18:00

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